経営者支援 ITコーディネート業務効率化システム構築

  • 清水 尚志

「金沢創業応援塾」に参加しました


起業して早くも2か月が過ぎようとしています。そんな中で不安やこの先の事で一人考える日が続いていたのですが、金沢商工会議所さんで表記の会を開催されると聞きつけ参加させていただきました。

創業者や、これから事業を起こしたい方など様々な立場の方々とお話できて、とても有意義なひと時でした。






講師のお話から

創業とは夢を原動力に自分流の稼ぎ方を身に着ける事」とおっしゃっていました。私も同感です。先生はこうもおっしゃっていました。

「勤め人は会社流で稼ぐが、創業者は自分流で稼ぐ」と。ここで、目からうろこがポロリと落ちたような気がしました。いままでなんとなくわかっていたのですが、実は「会社流」と「自分流」のギャップが創業の本当の理由だったということが明確化された瞬間でした。

先生のお話は、最初はかなり辛口でした。創業の課題や断念の理由、そして企業の生存率について語られました。つまり「自分がやりたいこと」にバリュー(価値)があるか、そして、コミュニケーションがとれるかの2つの要素が、生存率を上げる方法だとおっしゃっていました。先生のお話を聴きながら、思いました。「私の仕事にバリューはあるだろうか」「うまくコミュニケーションできているだろうか」と。

私の職業である「ITコーディネータ」は、まさにバリューを見える化することが困難な職業であると感じています。いろいろと説明するのですが多くの方は「だからどうしたの」という反応がほとんどです。また、当然企業として活動しているわけで、料金も頂かないといけません。ま、利益は、私一人で運営しているので、そこそこでOKなのですが…

日々の生活の中でITを意識するタイミングは、何かトラブルが発生したり、仕事が滞って残業が増加したり、取引先から取引の条件にデータ授受が要求されていたりする時でしょう。つまり、平時には、経営者の多くはITを意識していないのです。だからITコーディネータのバリューを感じて頂くことは至難の業なのです


継続が成功への近道

講師の方が次に述べられたことは継続性です。継続するビジネスは、目標を立て、具体的なビジネスプランを立て文書化し見える化し、そして予定化します。予定化できれば実現が可能となり、結果的に事業が継続するということです。

何より、経営ビジョンや経営目標を文書化し見える化する事で、一貫性が生まれると同時に、関係者に何をしたいのかを明らかにすることで自身の行動に一貫性が生まれ信用が醸成され、協力者も増えてゆく。それが成功への近道である。


まずは初心を忘れないように事業計画書を作る

創業当初に抱いた「大切にしたいこと」「重要だと思う事」を文書化します。ビジョンとか経営理念に相当します。

次いで事業で収益を上げる仕組み(ビジネスモデル)を作成します。その際、関係者(ステークフォルダー)との関係図が重要です。

これらの文書は、金融機関からの融資を受ける際に重要になります。


その他

その他に、自分の資産(能力や経験、人脈や技術など)を棚卸して、何をどのようにビジネスに活用できるか考えることが重要です。

また、事業展開を考える際、SWOT分析を行うと、どのようなビジネスチャンスがあり、どこにリスクがあるか明確になります。


受講を終えて

短い時間で、起業の気構えから、実際に資金調達するための事業計画書作成まで網羅した講義は大変だったと思います。

今回の講義の最初に述べられていた「起業とは自分流で稼ぐ場を作ること」が心に残りました。自分が動かなければ、何も始まらないし、変わらない。全ての責任は起業者自身が負うと言うことを再認識しました。


今回、講義での収穫以外に、受講者の中にとても面白いビジネスを始められた方と知り合うことができました。

それは、小林商店の小林利彰さんです。

中小企業をターゲットにした、受注業務をクラウドでサービス提供する会社です。大企業ではSAPなどERPを導入したり、自社開発したりするでしょうが、費用が莫大であり中小企業では導入が難しいと思います。

レジュメにあるような課題を解決するためにシステムを導入したいが、初期費用や、年間の保守料や運用費を考えると人を雇ったほうが費用対効果が高いという結論になる場合もあります(今の時代、募集しても応募がないという現実が一方ではあります)が、クラウド型であれば気軽に合理化できる可能性があります。(どのような機能があるのかや、サービス内容が各社のニーズに合致しているか等を吟味する必要はありますが…)

私としては、システムを自社内で構築する時代ではないと考えます。つい最近まで自前のシステムにこだわり続けた金融機関ですらクラウドサービスを利用する時代です。信頼性も費用対効果も自前で運用するより上だからです。

その上、企業間の連携はますます強まり、データ連携が欠かせなくなり、データ様式も徐々に統一されるので、パッケージやクラウドサービスとの親和性が高まるものと思われます。

そういった意味で、小林商店さんの商品は、今後伸びてゆくのではないでしょうか。

もし、気になる方がおいでましたら、画像に連絡先が記載されているのでお問い合わせください。

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