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  • 執筆者の写真清水 尚志

ウォーレン・バフェット的経営

更新日:2020年10月4日

投資の神様と言われている、ウォーレン・バフェット氏は、投資で巨万の富を得た人物ですが、その生活は質素で、豪邸に住んだり、贅沢な暮らしをしたりせず、質素な生活を送っているそうです。


その一つは、「お金は自分が価値のあるものにしか使わない」という信念です。彼は、何十年前に買った小さな家に今でも住んでいるそうです。家は、生活する場所であり、雨露をしのぎ、快適に勉強や仕事が出来ればいいと考えているようです。


お金についてもシビアです。

その昔、妻が、あまりに古い台所を修繕したところ、大変に怒ったエピソードがあります。「改修に掛かったお金を投資に回せば、さらに資産が増えてゆく」と、妻に説教したと本に書いてありました。つまり、ロバート・キヨサキ氏流に言えば、「キッチンは利益を生まないから負債だ。それより利益を生む資産に資金を回せ」ということなのでしょう。


しかし、「彼は、単にお金が好きなだけ」ではなく、西洋的な倫理観に基づき、巨額な資金を慈善事業に寄付しています。


一方で、彼は、投資の為の知識をどん欲なまで学びました。そして、そこから得た知識を実際の投資に活用したのです。生活環境も、あえて、田舎に住んで、投資の仲間からの余計な情報(雑音)から身を遠ざけていたそうです。そして、仕事の本質をとことん追求し、他者の追従を許さない経営哲学を身に着けた姿勢を、私は見習わなければならないと思います。


実は、この文書を書こうと思った切っ掛けは、私が支援させて頂いている会社の社長もバフェット氏よく似た考え方の持ち主だと感じたからです。

社長は、「判断は自分の頭で行う。人には相談するが、決めるのは自分である」という考えで課題に挑み、時として意思決定が思わしくない結果になっても、平常心で受け入れて、次のビジネスに活かす姿勢は、まさにバフェット氏を彷彿とさせられます。


また、自身のビジネスの本質をつかみ、社会情勢の中で求められる企業の形を創造し、成長し続ける姿は、敬服します。

毎日の生活も規則正しく、食事も質素です。まるで、バフェット氏の好物がハムサンドであるがごとく、奥様が作る昼食を美味しそうに召し上がっています。


とにかく、裸一貫でここまで大きな会社に育てた手腕は、私の経営の手本にしたいと感じています。


無駄な出費や経費は削減するが、必要なお金は積極的に使う。


これが、支援先の経営哲学であり、バフェット氏との共通点だと感じています。

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