経営者支援 ITコーディネート業務効率化システム構築

  • 清水 尚志

「地域金融機関のデジタルトランスフォーメーション」

「北國銀行に見るゼロベースのシステム戦略と組織人事」


私の古巣である、北國銀行が、新しいシステム会社である「株式会社デジタルバリュー」を設立したと知ったのは、昨年春頃だったと記憶しています。

そして、先日、Linkedinのお知らせで、表記の本が発行されたことを知り、即座に購入しました。発行日が2021年3月1日店頭販売が15日なので、初版本で、しかも湯気が立つほどフレッシュな本です。




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早速読ませて頂き、少々驚いたのは、20年以上も前から、現在の地域銀行の経営環境の変化を予測し、あるべき姿を想定し、その姿に近づくための経営戦略を立て、着実に実行してきた事を知り、改めてリーダシップの凄さに驚かされました。これらの方針や考えは、一度たりとも揺るぐことなく、着実に成功への階段を登っていた姿は、当時、私の実体験の記憶と完全一致します。


丁度、私がシステム部門で、苦闘の毎日を送っていたころのエピソードや、その時に経営・企画サイドの考えを、今更ながら、深く理解でき、「あの時は、そういう意図で指示が出ていたんだ」などと、当時を懐かしいと感じると同時に、経営者としいての思慮深さに感銘を受けました。


そういった意味では、私も経営者の端くれとして、参考にさせて頂きたいと思います。


「企業の使命は顧客創造である」とのP.Fドラッカーの思想そのものを、組織に如何に根付かせ、進歩させて行ったかを、私が知らない、知り得ない事実やその成果を知ることができて、とても素晴らしい本だと思います。


また、金融機関に限らず、全ての企業が目指すべきデジタルトランスフォーメーションと組織の姿を説明している部分も多く、他業種の方にも、とても参考になると思います。


特に、北國銀行は、システムを単なる合理化の道具として捉えるのではなく、組織の活性化し、情報に価値を与え、その価値を顧客と共有することで、顧客を創造し、顧客と共に成長する企業とならんとする姿勢は、素晴らしいと思いました。


この本を読んいると、一人の現場担当者として、様々な指示を頂きながら行った仕事や、作業の状況、トラブルに遭遇した場面など、まるで昨日の事のように思い出されました。


そういった意味でも、21世紀以降に北國銀行のシステム開発や企画部門に携わって来られた方、新システムへの移行時に在籍されていた行員の方々、ベンダーの方々、そして、これからの北國銀行を支える行員の方々とっては、北國銀行の近代社史として、または、未来へのバイブルとして、是非お読み頂きたい1冊です。


読み終えた後、沢山のお世話になった方々の懐かしいお顔が脳裏に浮かびました。


このような素晴らしい本を発行頂き、ありがとうございました。

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