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経営者支援 ITコーディネート業務効率化システム構築

  • 執筆者の写真清水 尚志

「伝える」と「伝わる」

社内に於いて、伝えなければならない事が沢山ありますが、果たして伝わっているでしょうか。


これは、社内に限ったことではありません。家庭内であったり、サークル内であったり。つまり、人が2人以上集まれば、「伝える」と「伝わる」とのギャップが発生します。


特に、会社では「伝える」「伝わる」のギャップが会社の成長に大きく影響します。

社長の思い、理想、方針。直接社員にこれらを伝える機会は、そう多くはないのではないでしょうか。


思いを「伝わる」には、「熱意」×「回数」の大きさで決まると言われています。

社長は、熱意は誰よりも持っているでしょうが、回数(伝える場・時)は、なかなか増やすことができません。でも、工夫次第で実現できると思います。


社長のお話をお聞きする機会があるのですが、その中で、「必ず大きな声で挨拶する」というコミュニケーションを図っておいでる社長がいました。

毎日毎日大きな声で挨拶し、簡単な世間話しを交わすことで、社員たちは、社長が心理的に近い存在であると感じ始め、相手を知りたいという欲求が芽生え、そして、社長の思いを理解し始めたそうです。

単に、会議や社内報で、今期の目標や社の使命など熱く語ったとしても、社員は「社長は自分たちの事どう思っているのか分からない」と感じ、心理的に遠い存在となり、結果、理解への門が開かないというわけです。


また、一番良くないのは、社長と幹部社員との確執(面従腹背)です。色々と幹部の方とお話させて頂く機会もあるのですが、結構、「社長はそう言っているけど、実は……」とか、社長の人格まで否定するような話をする方もいます。

少なくとも、社長より、それぞれの部門を統率する幹部の方々の方が社員との接触が濃厚なのですから、幹部の考えの方が、より社員に「伝わる」ので、状況は深刻です。


コミュニケーションは、永遠の課題ですが、ここを乗り越えなければ、強い会社にはなれず、成長もおぼつかないでしょう。まずは、周りとのコミュニケーションを大切にし相手を理解し、信頼関係を築くことが大切です。

一方で、外部のよき理解者の協力を得ながら、社長の気持ちを社員に伝えることも一つの方法です。


外部のよき理解者とは、社長の思いを客観的表現して正確に伝えることのできる人。そんな人と腹を割って語り合い、社長の本当の想いや目標を共有して、課題の深堀を行い、社員の方々と情報の共有を行う。このような人材は、なかなか社内にはいないものです。


そんな人材として「ITC」を活用することも、一つの方法です。ぜひ、ご検討ください・








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